これまでのラン栽培の問題点
山堀、株分け・・・というのは人間でいえば「大手術」である。
この状態の株に最も必要なのは「栄養」である。
回復するためのエネルギーである。
この最もエネルギーが必要な時に、馬鹿げたことであるが・・・・これまで・・・・
全然エネルギーのない「水ゴケ」「バーク」「軽石」で植えてきた。
更に水も与えない。
株は衰弱した上に・・・更に・・・なけなしのエネルギーを根を伸ばすために費やす。
これで、作落ちしない植物などこの世に存在しないだろう。
だから、シンビも、カトレアも、オンシも、コチョウランも・・・・・
「切花栽培」は困難、不可能だった!!
満作の翌年には・・・・無惨な姿になる。
経営は途端に危機に直面する。
だから、日本では次善の策として「鉢物」で市場に捨てる栽培になった。
ランの切花栽培をやれるのは、この「作落ち」をさせない技術を持った者だけである。
ほとんどの人は挫折する。
SUGOI-neは・・・・切花経営を可能にするために開発したコンポストである。
世界でSUGOI-neのみである。
この意味を理解できない人は、ランを知らない、ラン栽培を知らない人である。
なぜSUGOI-neがスゴイのか理解できない。
お遊びのラン栽培で、たまたま咲いた鉢で「賞」をもらうのと次元が異なる世界である。
この状態でランが生きるには、葉の光合成のエネルギー
のみでは無理である。
腐生ランと同じように、ラン菌の糖を頼る他にナイ。
だから、ランは葉を持ったランであっても、
ラン菌との共生関係を捨てていない!!
これが自生地である。
糖のないコンポストでの栽培は・・・・
どう頑張っても「限界」がある。
これがランの保存を困難にしている原因である。
SUGOI-neなら・・・出来る!!
山堀株を熱愛するなら・・・・
ようやくSUGOI-neで栽培する道が開けたので、
SUGOI-neで栽培してください。
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上記の株を鉢に植える。
SUGOI-neが開発されるまでは、水ゴケ、軽石、バーク、ヤシガラなどに植えてきた。
一番衰弱する場面はここである。
植え替え、株分けの場面も同じ。
ランにとってもっとも生きるため、新しいコンポストに馴化し、
根を伸ばすには、この場面がもっともエネルギーが必要!!
ところが・・・・・
我々のこれまでの栽培法というのは・・・・
この一番エネルギーが必要な時に・・・・逆にエネルギーを欠乏させてきた!!
しかも、水を切らす!!
エネルギーの全然ない用土で植えた上に、更に水も与えない。
こんな馬鹿なことがラン界の常識である。
これで衰弱しない方がおかしい。
山堀株の衰弱、絶種への道は、このときから始まっている!!
だからこそ、山堀株を馴化させ、上手に栽培した人は・・・尊敬されて来た。
名人上手と言われて来た。
だから、蘭展でも威張れることもできるのである。
だから・・・貴重株・・・という考え方も生まれてきた。
なんのことはない。
この場面でエネルギーの豊富なコンポストSUGOI-neで植えれれば良い。
水を与えれば良いのである。
写真1 は、一番上の写真の庭に植えていたエビネを春に
SUGOI-ne2号ゴールドで植え替えたものである。
絶種を免れて非常に元気がよくなった11月の状態。
写真2は、この鉢から抜いた状態。
写真3は根をアップした状態。
この写真の根をよーく見て下さい。
写真2で地上部はSUGOI-ne2号ゴールドのラン菌で
元気を取り戻したように見える。
しかし、この株を掘って根を調べてみると・・・・
エビネの場合は5月から11月まで、ほとんど新しい根は
発生伸長しない。
では・・・この120日のエネルギーは何処から調達したのか?
SUGOI-ne栽培ではラン菌が「糖」を供給したのである。
だから、絶種を免れたのである。
新しい根を伸ばさなくても、健全な葉を維持できたのである。
エビネを山から掘った場合は、一年間の根の状態は、
この写真と同じである。
軽石などのラン菌のいない用土で鉢に植えた時どうなる?
軽石にはエネルギーになる「糖」はナイ!!
勿論「ラン菌}もいない!!
更に、弱った葉が夏の高温、紫外線に当たる。
これでは・・・衰弱するのが当たり前である。
クマガイソウも、アツモリの山掘り株も・・・・
ラン菌のいないコンポストで植えれば、当然衰弱して・・・・
やがて絶種する運命になる。
このようにして・・・・ランは姿を消す。
エビネで説明したが、この状態は洋蘭、東洋ランの山掘り株でも同じである。
カトレアの山掘り株を元気にするには・・・上手に作って数年必要である。
つまり山掘り株を元気にさせるには、
掘った年には・・・・ラン菌が供給する糖エネルギーが必要なのである。
だから、SUGOI-neで植えれば良いことになる!!
掘ったその年というのは・・・腐生ランと同じように「糖」が必要なのである。
写真のエビネは絶種寸前の根が死ぬ寸前の株だったが、
SUGOI-neの糖で、生き続け、葉で光合成を行なうまでに回復し、
秋には新芽を作り、そこから新根を伸ばし、来年の生育に備えるまでに回復した。
この状態になれば安心である。
洋蘭でも一度株が衰弱した場合は、水ゴケ、バーク、軽石で
株を回復させるのは容易でない。
この原因は・・・・コンポストに「糖」がないからである。
ラン菌がいないからである。
このような株に肥料、植物活性剤を与えても効果が見られない。
エネルギー源の糖がないからである!!
だから・・・・SUGOI-neで植えても・・・
一年目は・・・・SUGOI-neとはならない!!
SUGOI-neの凄さが出るのは二年目以降である!!
ランという植物の宿命である。
トマト、キュウリのように次々の葉を分化させる植物なら、すぐに効果が現れるが。
庭に植えて衰弱したエビネの株。
その根を見れると「菌根」になっていない。
細い根である。
この根は無菌培養したときの「根」。
ランの根ではない!!
自生地のランの根は「菌根」である。
太く数が少ない。
この根は洋蘭、東洋ラン、野性らんでも同じ。
水ゴケ、バーク、軽石、ヤシがら・・・・ラン菌のいないコンポストでは、
カトレアでも、コチョウランでも、パフィオでも・・・・
このエビネと同じことになる。
山からランを採集、掘ってくる。
鉢に植えたり、庭に植えたり、樹に付けたり、
洋蘭、東洋ラン、野生ランでも、このように栽培してきた。
自生地とは全く異なるコンポストで植えてきた。
ほとんど「根腐れ」対策である。
この自生地と異なるコンポストへの「馴化」。
これが、ラン栽培の80%以上を占める問題である。
この問題の中に株の衰弱、絶種がある。
おびただしい数のランが枯れた。
写真はエビネの山堀株の3,4年後の状態。
年毎に衰弱して絶種寸前である。
ここではエビネを用いて説明するが、この状態はどんな原種でも起こりえる。
これはどうして起こるのか・・・ということである。
この衰弱は「肥料」では絶対防ぐことが出来ない!!







ランの山堀株。
洋蘭、東洋ラン、野生ランにおいて、メリクロンによる同一品種の大量生産のよる価格破壊を背景に、
山堀株が価値がある・・・という考えが一部の愛好家の中で、狂信的に信奉されているようである。
しかし、ほとんどのランにおいて、山堀株は栽培が困難である。
数年で絶種する場合が多い。
このことは19世紀のプラントハンターによる採集時代から今日まで続いていることであるが、
未だに解決を見ていない。
これは、逆の見方からすれば、ランに愛好者がいる限り、プラントハンターと輸入業者が存在できるということでもある。
しかし、一部のランにおいては山にはランはないものも出てきた。絶種である。
おびただしい数の乱獲のスピードは、ランのスローライフとかみ合わない。
絶滅危惧種が年々多くなるばかりである。
なぜこのようなことがランにおいて起こるのか。
宇井清太はこの問題をSUGOI-neニュースNO10において、ラン菌による炭素循環の「糖」であることとした。
ランは菌根植物である。
菌根植物が完全なる「独立栄養植物」と考えるか、ランに腐生ランがあるということから、
成株であってもラン菌との共生による「糖」依存植物であるのかという問題である。
これまで、自生地の山から株を採集して栽培する場合、
水ゴケ、バーク、軽石・・・というように、ラン菌に生息しないコンポストで植えてきた。
ランの成株はラン菌との共生を必要としない、即ち光合成によるエネルギーのみで生活の全てを
賄いきれるという考えで栽培してきた。
宇井清太は、この点について、成株であってもラン菌との共生関係を維持、持続するという考えである。
SUGOI-ne栽培では、このことが実証されている。
SUGOI-ne栽培を行うことによって、多くの山堀株が枯死から免れることができる。
このことを「エビネ」において写真で証明する。
SUGOI-ne講座
山堀株の草勢衰弱の原因究明
宇井清太
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